洲本市の観光農園で4000株のあじさいが見頃に

洲本市の観光農園で、およそ70種類4000株ほどのあじさいが見頃を迎えています。

洲本市の山中に位置する「あわじ花山水」は、地元の農家の男性が地域の活性化につなげたいと、自身の田んぼを改修して、2008年から、観光農園としてオープンしました。
5000平方メートルの敷地には、白や青、ピンクや水色などおよそ70種類、4000株の色とりどりのあじさいが見頃を迎えています。
このうち、直径が20センチほどの「万華鏡」という品種は、淡いピンクや紫色の「がく」の縁がうっすらと白いのが特徴です。
また、「ブライダルブーケ」は、桃のようなピンク色が印象的で、その名のとおり、結婚式のブーケのように華やかでボリュームがあります。
訪れた人たちは、景色を写真に収めながら、園内を散策していました。
2人の息子と大阪府から訪れたという30代女性は「特にブルーのあじさいがきれいで、とても癒やされました。いい思い出になりました」と話していました。
「あわじ花山水」のオーナーの水田進さんは「あじさいは、雨が降ると一段と色鮮やかに見えるので、ぜひ一度見てほしいし、この地域がよりにぎわうことにつながればと思います」と話していました。
農園は、来月2日まで開かれています。