「歯と口の健康週間」 豊岡市でセイウチの歯磨きに挑戦

4日から始まった「歯と口の健康週間」にあわせ、豊岡市の水族館では、歯の大切さを呼びかけるイベントが開かれ、子どもたちがセイウチの歯磨きに挑戦しました。

豊岡市の水族館、城崎マリンワールドでは、毎年、「歯と口の健康週間」にあわせて、兵庫県歯科医師会と連携してイベントを開いています。
4日は、来場者に歯ブラシがプレゼントされたほか、長い牙を持つセイウチとの特別なショーが披露され、白衣を着た歯科医師と子どもがセイウチの口の中を一緒に検診して、日頃の歯磨きや定期的な検診が大切だと呼びかけました。
そのあと、子どもたち6人が順番にセイウチの歯磨きに挑戦し、およそ50センチもある長い牙を大きなブラシを使って丁寧に磨いていました。
姫路市の小学1年の女の子は「セイウチの歯は、長くて白くてピカピカでした。私も、歯が生え替わっているところなので、歯磨きを頑張ってきれいな大人の歯が出てくるといいなと思います」と話していました。
兵庫県歯科医師会の相川直輝さんは「歯や口の健康は、生きることに直結します。子どものころから、歯の健康に興味を持ち、セルフケアだけでなく定期的な検診を受けてほしい」と話していました。