町内観光に「マンホールカード」活用 福崎町がスタンプラリー

マンホールのふたの絵がデザインされた「マンホールカード」を収集するために訪れた人たちに町内を周遊してもらおうと、福崎町は、町内の7か所を回って、台紙にスタンプを重ねるとカードと同じ絵が完成するスタンプラリーを始めました。

「マンホールカード」は、下水道への理解と関心を深めてもらおうと、全国の自治体などが発行していて、福崎町は、地元出身の民俗学者、柳田國男が著書で紹介したかっぱにちなんだキャラクター、「ガジロウ」をデザインしたカードを発行しています。
町は、「マンホールカード」の人気を観光に生かそうと、新たにスタンプラリーを始めました。
スタンプラリーは、台紙を100円で購入し、町内の観光交流センターなど7か所を訪れて設置してあるスタンプを重ねて押すと、カードのデザインと同じ1枚の絵が完成する仕組みです。
1日は、JR福崎駅前でかっぱのガジロウも登場して駅の利用客にチラシを配ってスタンプラリーをPRしました。
福崎町地域づくり係の林知澄係長は「マンホールカードの愛好者には、カードを手に入れるだけでなく、町内を回ってスタンプを押して買い物をしてほしいし、新たなファン層が増えるよう期待しています」と話していました。