2月2日=ふうふ(夫婦)円満願い神社で祈願祭 高砂市
語呂合わせで「夫婦」と読める2月2日、縁結びの神様として知られる兵庫県高砂市の神社では、夫婦円満を願う祈願祭が開かれました。
高砂市にある高砂神社は、ひとつの根からアカマツとクロマツの2種類が生える、夫婦円満の象徴とされる「相生の松」があることなどから地元の人たちに縁結びの神様として親しまれています。
神社では、2月2日は語呂合わせで「夫婦」と読めるとして、25年前から毎年、この日に夫婦の円満を願う祈願祭が行われています。
ことしは4組の夫婦が参加し、本殿で宮司が祝詞を読み上げたあと、夫婦そろって玉串をささげました。
そして、夫婦が仲良く健康であるよう願いを込め、「相生の松」の葉が入ったお守りが手渡されました。
この神社で結婚式を挙げた男性は、「結婚式を挙げてからあっという間に55年立ちました。今はすがすがしい気持ちで妻にただただ感謝、それだけです」と話していました。
結婚して66年になる夫婦は、「山あり谷ありでいろんなことがありましたが、多くの人に助けられてここまでこられました。これからも2人で前向きに生きていきたいです」と話していました。
高砂神社の小松守道 宮司は、「夫婦の仲をもう一度お互いに感謝し合って見つめ直す機会にしてほしいです」と話していました。