兵庫県 虐待事件の「神出病院」に対し“定期的に報告求める”

看護師ら6人が入院患者を虐待したとして、有罪判決を受けた神戸市の精神科病院に対して、監督権限を持つ兵庫県が適切な指導を行うよう、兵庫県弁護士会などが要請したことについて、県は28日に回答し、これまで文書で指導を行っていて、今後も問題が改善されているか、定期的に報告を求めていくと回答しました。

神戸市西区の精神科病院「神出病院」では、看護師ら6人が複数の入院患者に虐待を繰り返していたとして、おととし、逮捕・起訴され、全員が有罪判決を受けたほか、その後の第三者委員会の調査で、ほかにも21人の職員が虐待行為を行っていたと認定され、衛生上の問題なども指摘されていました。
これを受けて、11月、県弁護士会など7つの団体が監督権限を持つ県に対し、病院を運営する医療法人を適切に指導するよう要請書を手渡していて、28日、県の担当者が回答書を団体側の代表者に手渡しました。
回答書で、県は、病院を運営する法人にこれまでも文書で指導を行ったとした上で、今後、問題が改善されているかや患者の家族などにどう説明責任を果たしていくのかについて、定期的に報告を求めていくとしています。
要請書を提出していた団体側は、今後も県に対応を求めていきたいとしています。