大学生が平和をテーマに議論 神戸市で「模擬国連世界大会」

世界各国の大学生が平和をテーマに議論する「模擬国連世界大会」の会議が23日から神戸市で始まりました。

この大会は、若者の国際的な視点を育てようと、毎年、行われていて、日本で開かれるのは6年前に続いて2回目です。
23日は、神戸市のホテルに、11か国から42の大学や団体のおよそ330人が集まって開会式が行われ、国連のグテーレス事務総長がビデオであいさつしたあと、ウクライナの大学教授が「この大会が未来をつくる若者にとって、平和を考える機会となることが重要だ」と話し、大きな拍手を受けていました。
学生たちは、自分の国以外の国の大使役を務め、4つの会場に分かれて英語で議論しました。
このうち、「経済社会理事会」の会場は、「食糧保障への取り組み」がテーマに取り上げられ、学生たちは「食糧がなければ平和は維持できない」などと意見を交わしていました。
チュニジアの大使団長を務める神戸市外国語大学3年の松下巴南さんは「議論を通して学生のつながりを強化できれば、世界平和につながると思う」と話していました。
事務総長を務める神戸市外国語大学4年のヒキタ・キーシャさんは「国際情勢が不安定な今だからこそ、若い世代が改めて平和を考える機会にしたい」と話していました。
この大会は11月26日まで開かれます。