神戸 パラアスリートの講演通じ共生社会を学ぶ授業

パラアスリートの講演を通して、誰もが暮らしやすい共生社会の実現について考えてもらうという特別授業が、27日、神戸市の中学校で行われました。

「日本財団パラスポーツサポートセンター」が開いた特別授業には、本山南中学校の1年生およそ280人が参加し、足に障害がありパラパワーリフティングの女子55キロ級で日本記録を持つ山本恵理 選手が講演しました。
山本選手は、「足の障害は車いすで解消しているが、階段があって利用できない施設があると、選択肢が狭まってしまう。これは社会や制度の側の障害だと思います。ただ、困っているときに皆さんが助けてくれれば、その障害はなくなります」と語りかけました。
その上で、「障害がある人もない人も我慢することなく、楽しく生きていける社会をつくっていきましょう」と呼びかけました。
このあと生徒たちはアイマスクをして、ほかの生徒にボールを手渡していくゲームを行い、お互いに声を掛け合うなどして視覚障害がある人とコミュニケーションを取る方法について考えていました。
講演を聞いた生徒は、「障害がある人が困っているときにどうやったら助けられるかを教えていただけたので、実践していきたい」と話していました。
山本選手は、「講演を通してたくさんの人に障害への見方を変えてもらいたいです」と話していました。