兵庫県知事が城崎温泉視察 バイパス道路事業化に前向きな姿勢

兵庫県の斎藤知事は、豊岡市の城崎温泉を訪れ、温泉を巡る観光客が安全に歩けるように車が迂回できるバイパス道路の整備などの必要性などについて、地元の人たちと意見を交わしました。

古い木造の旅館が建ち並ぶ城崎温泉は、和風の情緒ある景観と7つある「外湯」と呼ばれる温泉を巡るそぞろ歩きをする観光客でにぎわいます。
温泉街の狭い道路を大型バスや乗用車が通る中、歩行者が事故に遭うなど交通環境の改善が長年の課題となっています。6日、温泉街を視察した斎藤知事は、地域の人たちから、2年前から観光客の到着で混雑する午後3時から午後6時まで車の利用を控えることや短時間でも駐車場を利用して路上駐車をしないことなど、独自に設けたルールについて、説明を受けました。
そして、交通量が多い温泉街の中心部を歩き、歩行者と車が接触しそうな危険な状況について、確認していました。
地元の人たちは、改善のために中心部を走る道路に大型車が進入することを禁止したり一方通行にしたりする計画を立てていますが、そのためには、温泉街をう回するバイパス道路の整備が不可欠だと要望していました。
斎藤知事は「子どもから大人まですべての人がそぞろ歩きを楽しめる、歩行者ファーストの観光地を目指すことが城崎の魅力を高め、新しい姿を打ち出せるのではないか。バイパス道路の早期事業化に向けて手続きを進めていきたい」と話しました。