終点で乗客に気づかず回送運転 川西市で運行の阪急バスを警告

川西市内で路線バスを運行する阪急バスの運転手がことし3月、終点についた際に車内で乗客が寝ていたのに気づかず、そのまま回送運転を続けていたことがわかり、近畿運輸局は4日付けで阪急バスを文書で警告しました。

国土交通省神戸運輸監理部や阪急バスによりますと、ことし3月、川西市の阪急川西能勢口駅発、けやき坂二丁目行きの路線バスを担当した50代の運転手が終点に到着した際、成人の女性が車内で寝ているのに気づかず、そのまま回送運転に切り替えて阪急川西能勢口駅に戻ったということです。
駅で運転手がいったん降り、トイレ休憩をしてバスに戻った時に車内に女性がいるのに気づいたということです。
女性は4分ほど車内に1人でいたものの、けがはないということです。
終点に到着した際に乗客がいないかや忘れ物がないかについて、運転手が十分確認しなかったことが原因とみられるということで、調査に対して運転手は「うっかりしていた」と話しているということです。
近畿運輸局は運転手に対する指導が不適切だったとして4日付けで阪急バスを文書で警告しました。
阪急バスは「お客様に大変なご迷惑をおかけし深くおわびを申し上げます。改めて業務基準の徹底を周知し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。