「JR加古川線の利用者増やすには」活性化を車内で話し合う

赤字が続く全国各地の地方鉄道のあり方について議論が行われる中、利用者を増やす方策について、地元の人たちなどが話し合う意見交換会が、JR加古川線の駅に停車させた車両の中で行われました。

JR加古川線の西脇市駅と丹波市にある谷川駅の間は、2020年までの3年間の平均の収支が2億6000万円の赤字となっています。
こうした中、列車の利用者を増やす方策について話し合う意見交換会が、谷川駅に停車させた車両の中で行われ、地元自治会の代表者や沿線の企業の担当者などおよそ30人が参加しました。
参加者は、車内の座席に2人から4人ずつに分かれて意見を出し合い、駅の待合室を利用してイベントを開催したり、駅周辺の企業と協力して、JRを使った小学校の社会見学を実施したりする案などが出されていました。
参加した久下自治振興会の岸本稚世 会長は「地元にとって加古川線は無くてはならない存在なので、なんとか活性化できるように私たちも取り組みたい」と話していました。
路線の維持に向けた検討を行っている県の協議会のワーキングチームは、出された意見を踏まえたうえで、ことし11月に利用促進策をとりまとめることにしています。