全数把握見直しで兵庫県知事 “支援施設で健康状態フォロー”

兵庫県の斎藤知事は、26日から新型コロナ患者の全数把握を見直すことを受け、医療機関から詳しい報告を求める対象外となる若者などが体調が悪化した場合にも十分な対応ができるよう、新たに設ける支援の拠点を通じて、健康状態をフォローしていく考えを示しました。

新型コロナ患者の全数把握をめぐり、兵庫県は、医療機関や保健所の負担を減らすため、26日からは、これまで求めていた詳しい報告の対象を絞り、重症化リスクの低い若者などは外すことにしています。
これについて、斎藤知事は、22日の記者会見で、「若い人や重症化リスクの低い人でも、ホテルでの療養を希望したり体調が悪化した時に入院したりする可能性もある。しっかりとフォローをする体制作りが大事で、安心できる療養体制にすべく努めていく」と述べました。
その上で、報告の対象外となる人たちの健康状態は新たに設置する「陽性者登録支援センター」を通じて、引き続き、フォローし、体調が悪化した場合には健康相談を受け付けて、必要があれば入院の調整なども、保健所と連携して進めていく考えを示しました。
一方、23日からオミクロン株に対応したワクチンの優先接種を県内で始めることについて、「重症化リスクを下げる意味で非常に重要になる」と述べ、県民に接種を呼びかけました。