中高生がスーパーコンピューター「富岳」を使って課題に挑戦

神戸市にあるスーパーコンピューター「富岳」を実際に使って、科学や研究に親しんでもらおうと、県内の中高生らを対象にした体験会が開かれました。

体験会は研究機関などが「富岳」を利用する際に調整や支援を行う団体が開いたもので、23日は県内の中学生や高校生らあわせて14人が参加しました。
この中では、宇宙の天体の動きを太陽からの距離や質量などから解明するという課題が与えられ、生徒たちはそれぞれ「富岳」に接続したパソコンを使ってみずから考えたプログラムを打ち込み、講師やほかの参加者とも相談しながら課題を進めていました。
参加した高校2年の女子生徒は「実際に『富岳』を使ってみて難しいなという印象はありますが、わかったときはすごく楽しいです」と話していました。
主催した高度情報科学技術研究機構の草間義紀 部長は「スーパーコンピューターを使える人が増えれば研究や産業などに厚みが出る。スパコンを使うのは社会の大きな流れなので、生徒に体験して知ってもらい、将来の選択に生かしてほしい」と話していました。
体験会は24日まで行われ、「富岳」で、通常のパソコンおよそ40台で同時に処理するような計算を行い、処理速度の速さを体験するということです。