甲子園出場の社 地元の加東市 市民からは活躍期待する声
6日に開幕する夏の全国高校野球に兵庫県代表として初出場する社高校の地元、加東市では、選手を応援するメッセージが寄せられるなど、甲子園での活躍に期待が高まっています。
このうち、加東市の文化施設「やしろ国際学習塾」の1階には、選手への応援メッセージを貼れるボードが設置され、「甲子園出場おめでとう」など120人以上からメッセージが寄せられています。
施設では、5日午後に、高校を訪れて寄せられたメッセージを校長に手渡しました。
また、加東市では、社高校を応援するポスターを300枚制作し、5日、職員が市内の飲食店などを巡って配布しました。
店にポスターを掲示した飲食店の社高校卒業の店長は「甲子園で校歌が流れるのをぜひ聴きたいと思うので、選手たちには頑張ってほしいです」と話していました。
社高校のそばにあるこども園では、園児たちが「やしろこうこうのおにいちゃん がんばれ ふぁいと」と書かれた横断幕をつくり、選手たちの活躍を楽しみにしています。
このほかにも、駅前の歩道橋や商店街の一角などに、横断幕や垂れ幕が掲げられ、地元は盛り上がりを見せています。
社高校は、大会4日目の第4試合で、岐阜県の県立岐阜商業高校と対戦する予定で、野球部の後援団体や市などが当日の応援バスツアーを行うほか、市役所などでパブリックビューイングが行われる予定です。