兵庫県 太陽光発電施設の安全対策などを点検し結果を公表

去年7月の静岡県熱海市での土石流をきっかけに、兵庫県が県内の太陽光発電施設の安全対策などを点検した結果、15の施設では事業者が分からないなどとして安全が確認できていませんでしたが、その後、職員を派遣し、ただちに異常がないことがこれまでに確認されたということです。

去年7月に発生した静岡県熱海市の土石流を受けて、県は県内にある一定の規模以上の太陽光発電施設1154か所について、のり面に異常がないかや、排水設備が機能するかなど事業者に点検を求めていました。
その結果、ことし5月末までにほとんどの施設で安全対策が基準に適合していることが確認できましたが、3か所は結果が不十分で引き続き確認を続けています。
一方、15か所については、事業者が分からないなどの理由で報告そのものがなかったことから、県の職員が現地を訪れましたが、ただちに異常がないことがこれまでに確認されたということです。
県まちづくり部建築指導課は「出水期を迎えるにあたり、自宅の近くでも点検を行って周辺の安全性を確認してほしい」としています。
太陽光発電は導入が急速に拡大する一方で、平成30年7月の西日本豪雨では、神戸市須磨区に民間の事業者が設置した太陽光パネルが崩れ落ち、近くを通る山陽新幹線が一時、不通になるなど、被害も相次いでいて、安全をどう確保するかが課題となっています。