高砂市の介護施設 車に利用者がいることに一晩気付かず

高砂市にある介護施設で、送迎用の車のなかに利用者を、一晩、置き去りにしていたことが分かりました。
利用者は脱水症状があったものの命に別状はありませんでしたが、運営する会社は送迎後に車内を複数の職員で確認するなど、再発防止に努めるとしています。

加古川市に本社があり、介護施設を運営する会社によりますと、高砂市のデイサービス施設で、今月7日の夕方から翌朝まで、利用者を送迎している車の中に、92歳の女性を置き去りにしてしまいました。
出勤してきた社長が車内にいた女性を見つけ、救急搬送したということですが、女性は脱水の症状があったものの命に別状はなく、すでに回復し、施設の利用を再開しています。
会社によりますと、車を運転していたのは会社の社長で、1人で運転し、女性を送り届けたものと思い込んでいたということです。
このため、会社は再発防止のため、チェックシートを作成して活用し、死角をなくすため車内にミラーを設置するとともに送迎後は複数の職員で車内を確認するとしていて、高砂市と兵庫県にいきさつを報告し、警察に通報しました。
会社は「真摯に受け止め、二度とこうしたことを起こさぬよう努めてまいります。大切なご利用者様、その家族に、ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。