「あしなが学生募金」 2年半ぶりに神戸市などで募金活動再開

「あしなが学生募金」 2年半ぶりに神戸市などで募金活動再開

病気や災害で親を亡くした子どもたちなどへの支援を募る「あしなが学生募金」の活動が9日、2年半ぶりに兵庫県や京都府で本格的に再開しました。

「あしなが学生募金」では、病気や災害などで親を亡くしたり親に障害があって経済的に苦しい立場に置かれたりしている子どもたちが高校や大学に通えるよう、奨学金の資金を募っています。
募金活動は、新型コロナの感染拡大で中断されてきましたが、9日、2年半ぶりに兵庫県や京都府で本格的に再開し、神戸市灘区のJRの六甲道駅の周辺には、学生などおよそ20人が参加しました。
学生たちが「ご協力をお願いします」と呼びかけると、通りかかった人たちが次々と募金箱にお金を入れていきました。
「あしなが育英会」によりますと、奨学金を受け取っている人はことし3月時点で、全国で8429人、兵庫県内で531人と、新型コロナの影響などでいずれも過去最多だということです。
父親が難病に指定されている病で闘病中だという大学2年生の村岸翼さんは「高校生のころは経済的に苦しく、大学進学を考えることもできませんでしたが、奨学金のおかげで勉学に励むことができました。ご理解とご協力をお願いできれば」と話していました。