三木市教委 医療的ケアが必要な子どもの受け入れへ改善策公表

三木市の特別支援学校でおととし、人工呼吸器を装着する生徒が職員にたんを取り除いてもらおうとした際に意識を失った事故を受けて、市の教育委員会は医療的ケアが必要な子どものマニュアルの内容を職員や保護者などでしっかり確認するなど、対応策を公表しました。

三木市の市立三木特別支援学校でおととし12月、人工呼吸器を装着する生徒が、医療的ケア担当の職員にたんを取り除いてもらおうとして意識を失う事故がありました。
市の事故調査委員会はことし5月、学校の職員に重大な問題や過失はなかったとする一方、学校での医療的ケアについて児童の主治医が事前に作成した「指示書」の手順が順守されていなかったなど、課題を指摘する報告書をまとめました。
こうした指摘を受けて、市の教育委員会は、人工呼吸器やたんの吸引などが欠かせない「医療的ケア児」への対応の改善策をまとめました。
このなかで「指示書」に基づき学校が作成するそれぞれの生徒に対応した「個別マニュアル」の内容について、職員や保護者などでしっかり確認するほか、子どもの様子などをもとに必要に応じて見直しを徹底するとしています。
また、必要な研修を学校の職員が受講できる体制を整えるとしています。
市教育委員会は「体制の強化を図るとともに医療的ケアが必要な児童・生徒の受け入れに万全を期していきたい」としています。