加西市に医療的ケア児支援センター開設 専門の相談員らが相談

兵庫県は、人工呼吸器やたんの吸引などが欠かせない「医療的ケア児」やその家族を支援しようと、加西市の施設に専門の支援センターを開設しました。

「医療的ケア児」は、人工呼吸器やたんの吸引などの医療的な処置が日常的に必要な子どもたちです。
兵庫県内にはおよそ800人いると推計されていて、日頃のケアが必要なうえ、保育施設への入所を断られることもあり、家族の負担の軽減が課題となっています。
こうした中、県は加西市にある社会福祉施設の中に「医療的ケア児支援センター」を開設し、初日の15日に部屋の前に看板が掲げられました。
センターでは専門の相談員と看護師が相談を受け付けていて、ケアのしかたや病状の変化について看護師や専門の医師に相談できたり、子どもの預け先や居住する地域での支援策などを紹介したりしてもらえるということです。
県からの委託でセンターを運営している「医療福祉センターきずな」の常石秀市院長は、「医療的ケア児に必要な支援は、病状によっても居住地域の環境によっても異なるので、その家族にあった解決策を見つけていかないといけない。このセンターではそれができるのでどんどん利用してほしい」と話していました。
相談は年末年始を除く平日の午前9時から午後5時まで、対面かメール、それに電話などで受け付けていて、電話番号は「0790−44−2886」となっています。