神戸市の小学校で大学生が制作した動画使い交通安全教室

子どもたちに交通ルールを守ることがなぜ大切か考えてもらおうと、神戸市の大学生たちが世界的に人気の高いゲームソフトを使って動画を制作し、2日、小学生たちと動画を見ながら交通安全について学びました。

動画を制作したのは神戸市西区の流通科学大学の学生4人で、2日は、このうちの2人が地元の樫野台小学校で開かれた交通安全教室に参加しました。
学生たちは、パソコン上で自由にブロックを組み合わせ町並みを再現する世界的に人気のゲームソフト「マインクラフト」を使い、交通ルールを守ることがなぜ大切か、考えてもらう動画をつくりました。
動画はおよそ10分間で、横断歩道を渡るときや自転車に乗るときなど5つの場面が再現され、危険な行動や間違った運転のあとに、それぞれ正しいルールが紹介されるという構成です。
このうち、3年生のクラスでは、公園に向かって走る男の子が車にはねられるシーンが流され、学生が「どこがいけなかったかな」と問いかけると、子どもたちは「横断歩道を渡っていなかった」、「左右を見ていなかった」などと答えていました。
学生たちは親しみを持ってもらえるよう動画に登場する人物を「れん」くんや「そうた」くんなど、今の子どもたちに多い名前にしたほか、関西弁を使ったり間違いと正解とで映像の視点を変えたりするなど、工夫したということです。
児童の1人は「動画が全部四角いところがおもしろかったです。細い道から道路に出るときは左右をしっかり見ます」と話していました。
制作したひとり、大学3年生の田中佑季さんは「子どもたちに人気のあるゲームソフトを使うことで関心を持ってもらえるのではと考えました。笑顔で元気に授業を受けてくれたのでうれしかったです」と話していました。