利用客獲得へ 神戸阪急 営業しながら全館改装の方針

阪急阪神百貨店を運営する「エイチ・ツー・オー リテイリング」は、「神戸阪急」と「高槻阪急」をそれぞれ全館改装する方針です。
デパート業界では、地域や立地の特性に応じた店づくりで利用客を獲得しようという取り組みが広がっています。

「エイチ・ツー・オー」は、およそ100億円をかけて「神戸阪急」と「高槻阪急」を全館改装します。
いずれの店舗も、そごう・西武から運営を引き継いだ際に、地下の食品売り場の改装は行いましたが、大規模な改装はおよそ20年ぶりとなります。
このうち、「神戸阪急」は本館と新館を合わせた営業面積のおよそ90%を改装し、神戸ならではのライフスタイルを提案する売り場を新たに設けるほか、四国や中国地方からも集客を図るため、高級ブランドを多く入居させたり服飾雑貨売り場を一新させたりする方針です。
また、「高槻阪急」は郊外の子育て世代を取り込もうと、子育て関連や家電量販店を入居させる予定で、屋号も「高槻阪急スクエア」に変更します。
いずれの店舗も営業しながら改装を進め、来年秋ごろの全館オープンを目指しています。
デパート業界では、近鉄百貨店の「あべのハルカス近鉄本店」でも食料品や婦人服の売り場を大規模改装するなど、地域や立地の特性に応じた店づくりを進めて、利用客の獲得につなげようという取り組みが広がっています。