電車内で乗客が巻き込まれる事件想定 神戸市で警察などが訓練

電車の車内で乗客が切りつけられるなどの事件が起きていることを受けて、神戸市にあるJR兵庫駅で、刃物を持った男が暴れ、車内に爆発物を設置したという想定で訓練が行われました。

去年10月、東京の京王線の車内で乗客が切りつけられ、放火される事件が起きるなど、鉄道の車内で乗客が巻き込まれる事件が相次いでいます。
こうした事件を受けて、20日、JRと警察、消防などが神戸市のJR兵庫駅で合同で訓練を行い、110人余りが参加しました。
訓練は、刃物を持った男が停車中の車内から出てきてホーム上で暴れ出すとともに車内に爆発物を置いたという想定で行われました。
不審者役の警察官がホームで刃物を振り回すと、駅員がドアを閉めて乗客の安全を確保した上で、警察に通報しました。
そして、駆けつけた警察官が警棒などを使って不審者を取り押さえるとともに専門の部隊が特殊な機械を使って車内に置かれた爆発物を慎重に撤去しました。
兵庫警察署の吉弘眞生警備課長は「最近の車両内での事件を踏まえ、考えられる最悪の状況を想定して、訓練を行いました。乗客の安全を常に守れるようにきょうの訓練を今後に生かしたいです」と話していました。