宍粟の高校生が机といすをバス停に寄贈 杉の丸太から手作り

森林について学ぶ宍粟市の高校生たちが、市内のバスの停留所に県内産の杉を使って手作りした机といす、あわせて3セットを寄贈しました。

寄贈したのは県立山崎高校の生徒たちで、代表6人にバス会社から感謝状が贈られました。
高校は、面積のおよそ9割を森林が占める宍粟市にあり、机といすは、森林の環境や森の恵み生かした食などについて学ぶ学科の生徒およそ30人が、地域で役立ててもらおうと手作りしました。
机はいずれも県内産の杉を使い、幅45センチ、長さ1メートル80センチ、高さ70センチ余りで、生徒たちはことし2月から丸太を製材して裁断し、組み立てて磨き、レモンを原料にしたオイルを表面に塗ったということです。
設置された停留所は生徒たちも通学に利用していて、バスを待つ時間に勉強をするため、自分たちも机といすを利用することになりそうだということです。
3年生の1人は「自分たちで作ったものを人に使ってもらうのは初めてなのでうれしい。多くの人に利用してほしい」と話していました。
寄贈を受けたバス会社「ウエスト神姫」の今村佳央社長は「新型コロナの影響で利用客が減っている中、活性化の機会をいただけて感謝しています。これをきっかけに多くの人がバスを利用してもらえればうれしい」と話していました。