淡路市でコウノトリ2羽元気に育つ 市民など対象に愛称を募集

淡路島でことしも国の特別天然記念物のコウノトリが生まれ、巣がある淡路市は市民などを対象に、確認されたヒナ2羽の愛称を募集しています。

国の特別天然記念物、コウノトリのヒナ2羽が確認されたのは、淡路市の山林にある電柱の上です。
この場所に去年、つがいが巣を作り、県内では但馬地域以外で初めてヒナがふ化し、大きく成長した1羽に公募で「淡夢(あむ)」という愛称が名付けられ、親しまれました。
ことしも「淡夢」の親にあたるつがいが飛来して、現在、2羽のヒナが元気に育ち、親鳥が戻ると鳴き声を響かせて甘えたり、巣の中で羽ばたきながらジャンプしたりするなどしています。
先月下旬、豊岡市にある県立コウノトリの郷公園の飼育員や獣医師らが訪れて、個体を識別するための足輪がつけられました。
ヒナはそれぞれ体重が3.9キロと標準的な大きさで、性別はまだわからないということです。
淡路市は今月20日まで、市民や市内へ通勤・通学する人たちを対象にヒナたちの愛称を募集していて、これまでに応募がおよそ90件ありました。
巣の近くに住む石井廣志さんは「毎日巣の様子を確認していますが、去年に続きことしもヒナが立派に育ってうれしい。まもなく巣立っていなくなると思うとさみしいですが、見守っていきたいです」と話していました。
淡路市社会教育課の高田大地 主事は「コウノトリに近づきすぎず、これからも静かに見守ってほしいです」と話していました。