北九州 新型コロナ感染者数 前週の1.4倍に 対策の徹底を

県内では、このところ新型コロナウイルスの感染者が増加していて、北九州市でも今月14日までの1週間に報告された1医療機関あたりの感染者が前の週の1.4倍に急増しています。
北九州市は、こまめな手洗いなど感染予防対策の徹底を呼びかけています。

今月8日から14日までの直近の「感染症週報」によりますと、県内の新型コロナの感染者は2955人で、前の週より722人増加しました。

このうち、北九州市は、前の週から135人増加して499人となっています。

また、1医療機関あたりの平均は前の週の1.4倍の14.26人となり、北九州市では4週連続の増加となりました。

また、幼い子どもを中心に手足や口に発疹ができる「手足口病」の感染者は、北九州市では1医療機関あたりの平均が8.5人と前の週より減っていますが、7週連続で警報レベルが続いています。

北九州市は「新型コロナウイルスは飛まつやエアロゾルを吸い込んだり、感染者と接触したりすることで感染するので、こまめに流水と石けんによる手洗いなど感染予防対策の徹底を心がけてほしい」と呼びかけています。