北九州空港で35度観測 4日も各地で気温上昇 熱中症に警戒

3日の県内は高気圧に覆われて気温が上がり、北九州空港では日中の最高気温が35度を観測して猛烈な暑さとなりました。
4日も各地で気温が上がる見込みで、気象台は熱中症警戒アラートを発表し、熱中症予防のための行動をとるよう呼びかけています。

日中の最高気温は、北九州空港で35度の猛暑日となったほか、行橋市で34.6度、添田町で34.3度、北九州市八幡西区で33.9度を観測し、いずれもことし最高の気温となりました。

北九州市小倉北区では日傘をさすなど暑さ対策をした人が多くみられました。

50代の女性は「毎年、今までで一番暑いんじゃないかと思ってしまいますが、きょうは一番暑く感じました」と話していました。

また、20代の男性は「きのうまでは雨で家にいました。外に出てみると暑いですね。ことしも暑くなるのかなと思いました」と話していました。

4日は雲が多く、午前中に雨が降るところもある見込みで蒸し暑くなるとみられています。

気象台によりますと、4日日中の最高気温は北九州地方と筑豊地方ともに32度と予想されています。

4日も熱中症の危険性が高くなると予想されることから、福岡管区気象台と環境省は、県内に熱中症警戒アラートを発表しています。

気象台はこまめに水分を補給したり、エアコンを適切に使用したりして、熱中症予防のための行動をとるよう呼びかけています。