北九州市の農家でカーネーションの出荷始まる 母の日に向け
来月12日の母の日に向けて北九州市の農家ではカーネーションの出荷が始まっています。
北九州市小倉南区では3軒の農家がカーネーションを生産していて、このうち奥野正也さんの農業用ハウスでは赤やピンクのおよそ1万6000株が栽培されています。
出荷は先週から始まっていて、30日も朝から色ごとにラベルを差したり花や葉を整えたりして出荷の準備が行われていました。
奥野さんによりますと今月は日照不足だったため、ハウス内で花に光をあてて生育を促し、出荷の時期に間に合わせたということです。
母の日に合わせて見頃となるよう多くがつぼみの状態で出荷されます。
奥野さんのカーネーションは小ぶりで花の数が多いのが特徴だということで、ほかの花と組み合わせて楽しんでほしいとしています。
奥野さんは「花を見たら素敵で明るい気持ちになるのでお母さんに送ってなごやかな気持ちで過ごしてほしい」と話していました。
カーネーションは九州のほか中国地方にも出荷されるということです。