西小倉駅ホームでハトよけの剣山が5メートル落下 けが人なし

23日、JR西小倉駅のホームで、ハトよけとして高さおよそ5メートルの場所に設置されていたプラスチック製の剣山が、落下しているのが見つかりました。
利用者などにけがはありませんでした。

JR九州によりますと、23日午後2時ごろ、JR西小倉駅で清掃作業を行っていた係員が、ホームにハトよけのための剣山が落ちているのを見つけました。

剣山は重さ24グラムのプラスチック製で、縦30センチ、横3センチのシートに、長さ10センチの針状のものが10本ついています。

ハトのふんによる被害を防ぐため、ホームの高さおよそ5メートルの場所に接着剤で固定して設置されていましたが、経年劣化ではがれ落ちたとみられるということです。

利用者などにけがはなく、列車の運行への影響もなかったということです。

JR九州は西小倉駅のほか、剣山が設置されているすべての駅で点検を行うことにしています。

JR九州は、「利用される方にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。事故がないよう設備の点検を徹底したい」とコメントしています。