ミラーボールを使った幻想的な光のイベント 北九州市門司区

ミラーボールを使って幻想的な光の演出を行った夜の観光イベントが北九州市門司区の「関門海峡ミュージアム」で開かれていて、訪れた人たちを楽しませています。

このイベントは今月から始まった国内最大級の観光キャンペーン「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」の一環として行われているものです。

関門海峡や対岸の山口県下関市が一望できる4階のデッキには、大小さまざまなミラーボールが取り付けられています。

この施設はふだんは夕方に閉館しますが、イベントの期間中は特別にこのデッキが活用され、アーティスト集団の「ミラーボーラー」が手がけた光と音の演出を楽しむことができます。

会場に入ると、カラフルな色の光がミラーボールに反射し、さらに、この光がつり下げられた半透明の布にあたり、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

この布は室内の空気の流れでかすかに動く趣向で、関門海峡にちなんで水面のさざ波を表現しているということです。

「関門海峡ミュージアム」を管理する団体の末吉春香さんは「福岡県で初開催のイベントなので、夜景と光の海を一緒に楽しんでほしいです」と話しています。

このイベントは6月30日まで開かれていて、開館時間は午後5時半から午後10時までとなっています。