大手楽器メーカー「ヤマハ」グループ会社 北九州市に拠点新設

大手楽器メーカー「ヤマハ」のグループ会社は、新たに北九州市に拠点を設置し、スタートアップ企業への投資などを行うとともに、IT人材の育成などで北九州市と連携していくことになりました。

12日は拠点を設置した「ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス」の社長らが北九州市役所を訪れて、武内市長と協定を締結しました。

会社は今月1日付けで小倉北区の複合施設に新たな拠点を設置していて、主な事業としてスタートアップ企業への投資などを行うということです。

また、北九州市との連携については市が地元のスタートアップ企業とのマッチングなどを支援する一方、会社は市内の大学の学生をインターンシップで受け入れるなどしてIT人材の育成につなげるとしています。

北九州市の武内市長は「市内のネットワーク作りを支援し北九州市で多くのIT人材が育成されることを期待したい」と話していました。

「ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス」の堤聡社長は「北九州市はIT分野に力を入れていて底力があると思う。今後、スタートアップやベンチャーの方々との協業を模索していきたい」と話していました。