「鳥町食道街」大規模火災がれき撤去 8日から本格的に始まる

ことし1月大規模な火災に見舞われた北九州市中心部の「鳥町食道街」一帯で、現場に残された大量のがれきの撤去作業が8日から本格的に始まりました。

ことし1月3日、北九州市小倉北区の「鳥町食道街」付近で起きた火災では一帯の36店舗、2700平方メートル余りが焼け、2000トン以上とみられる大量のがれきが生じました。

現場は重機を入れるのが難しい狭い場所でしたが、搬入口などの整備が完了したことを受けて8日からがれきの撤去作業を本格的に始めることになり、8日朝は関係者が集まって安全を祈願しました。

その後は、重機を使ってがれきを次々にトラックに積み込んで運び出していました。

被災店舗の関係者などでつくる「魚町火災復旧対策会議」の戸田和雄会長は「鳥町食道街は小倉の中心なのでますます商売が繁盛するような場所を作っていきたい」と話していました。

がれきの撤去作業は、ことし6月末までに完了する見込みで、その後の対応については地権者などが検討することにしています。