福岡などで大規模観光キャンペーン 北九州でもイベント展開へ

国内最大級の観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」が、来月から福岡県と大分県で共同開催されます。
北九州市でも、門司港レトロ地区を中心にアーティスト集団による光の演出や、夜景クルーズなど、さまざまな観光イベントが行われることになりました。

福岡県と大分県では来月から3か月間、JRグループと連携した国内最大級の観光キャンペーン「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」が開催されます。

これを前に、北九州市で行われる観光イベントの概要が発表されました。

それによりますと、イベントは玄関口となる門司港レトロ地区を中心に展開され、関門海峡ミュージアムでは福岡初上陸となるアーティスト集団「ミラーボーラー」による光と音の演出が観光客を出迎えます。

また、JR門司港駅で着物やはかまの着付け体験が行われるほか、関門海峡の夕焼けや夜景を楽しめる遊覧船の運航などが予定されていて、門司港レトロ地区周辺だけで2億円以上の観光消費を見込んでいるということです。

武内市長は「県外、県内、市内から観光という形でまわっていく流れを作り、北九州市は訪れる場所として面白いというメッセージを発信する機会にしたい」と話しています。