陸自小倉駐屯地 自衛官2人懲戒処分 大麻使用とわいせつ行為

北九州市にある陸上自衛隊小倉駐屯地に所属する自衛官が大麻を使用したとして25日付けで懲戒免職となりました。
また、わいせつな行為をしたとして警察に逮捕された別の自衛官が停職6か月の懲戒処分を受けました。

陸上自衛隊小倉駐屯地によりますと、懲戒免職となったのは小倉駐屯地の第40普通科連隊に所属する22歳の陸士長です。

この自衛官は、休暇中だったおととし9月30日から10月1日までの間に熊本県菊池市内で大麻を使用し、数日後に小倉駐屯地で抜き打ちで行われた薬物検査で陽性反応が出たことで発覚したということです。

自衛官は大麻の使用を認めていて「友人の誘いを断り切れませんでした。深く反省しています」と話しているということです。

また、25日付けで停職6か月の懲戒処分を受けたのは、同じく第40普通科連隊に所属する23歳の男性の陸士長です。

この自衛官は3年前の11月に宮崎市内で女性にわいせつな行為をして逮捕されたということです。

この自衛官はわいせつ行為を認めていますが、その後、不起訴になっているということです。

小倉駐屯地の塚本洋邦第40普通科連隊長は「今後このような事案を起こすことがないよう隊員に対する教育指導を徹底して、厳正な規律の維持と再発防止に努めていきます」とコメントしています。