小倉南区 高齢者施設で2人死亡 入所者どうしのトラブルか

23日朝、北九州市小倉南区にある高齢者施設で、70代の男性の入所者2人が死亡しているのが見つかりました。
警察は、現場の状況などから入所者どうしのトラブルとみて、死因やいきさつを調べています。

23日午前6時15分すぎ、北九州市小倉南区徳力にある「養護老人ホーム徳寿園」の職員から、「入所者の男性2人が倒れていて、1人は首を切られている。意識がない」という内容の通報が警察にありました。

警察によりますと、2人はいずれも70代の入所者で、同じ部屋に倒れていて、1人が首に、もう1人が腹に傷があり、その場で死亡が確認されたということです。

この施設の責任者によりますと、施設ではおよそ80人の入所者が個室で生活していて、3階にある入所者の部屋で、この部屋の男性と別の部屋の男性が倒れていたということです。

ほかの入所者にはけがなどはなかったということです。

警察は、身元の確認を進めるとともに、現場の状況などから、入所者どうしのトラブルとみて、死因やいきさつを詳しく調べています。

現場は、北九州モノレールの「志井駅」から北西に300メールほど離れた周囲に住宅が建ち並ぶ地域です。