北九州の市立小学校で卒業式 7800人が学びやを後に

北九州市立の各小学校で18日、卒業式が行われ、およそ7800人の児童が学びやを後にしました。

このうち、戸畑区にある天籟寺小学校では、午前中、体育館で式典があり、6年生31人にそれぞれ卒業証書が授与されました。

久冨繁雄校長は「皆さん、卒業おめでとうございます。夢をかなえるために、小さなことから着実に積み重ねてください」と式辞を述べました。

このあと、卒業生たちはステージに集まり、保護者や学校関係者に向けたことばと歌を披露し、今後の決意を伝えていました。

式が終わると、外には2メートル四方の大きな卒業証書に見立てたフォトスポットが用意され、卒業生は記念撮影をしたり、在校生に見送られたりしていました。

女子児童は「休み時間になると、1年生から6年生までみんな出てきてドッジボールをしたことが一番の思い出です」と話していました。

また、男子児童は「みんなと過ごした思い出が沸き上がってきて、泣きそうになりました。中学校ではスカッシュを頑張って大会に出るのが目標です」と話していました。

北九州市教育委員会によりますと、18日は126校ある市立小学校のすべてで卒業式が行われ、およそ7800人の児童が学びやを後にしました。