新コース設置の西南女学院大学 日本航空と教育連携協定

来年4月に、航空業界などに関心がある学生向けの新しいコースを設ける北九州市の西南女学院大学が、日本航空と教育に関する連携協定を結びました。

6日は北九州市小倉北区の西南女学院大学で締結式があり、大学側の向雅彦理事長と日本航空の柏頼之常務執行役員が協定書に署名しました。

西南女学院大学では、来年4月に人文学部英語学科の中に3つのコースが新設されることになっていて、今回の協定ではこのうちの「エアライン・ホスピタリティコース」で、日本航空が協力していく内容となっています。

具体的には、日本航空が客室乗務員を大学に派遣し、航空業界や観光業界を志望する学生たちに、業界の動向や礼儀などについて実践的な講義や実習を行うということです。

西南女学院大学の浅野嘉延学長は「女性として輝かしいキャリアモデルである客室乗務員に授業をしてもらえるだけで、学生はわくわくして、モチベーションにつながるのではないかと期待しています」と話していました。

日本航空の柏常務執行役員は「多くの学生に業界に興味を持ってもらい、理解を深めてもらうとともに、北九州の魅力をどのように発信できるのか、一緒に考えてもらいたいです」と話していました。