北九州市八幡東区 飲食店密集地区で8棟焼ける 検証始まる

5日夜、北九州市八幡東区で、飲食店が入る建物などあわせて8棟が焼ける火災がありました。
警察と消防は、午前中から現場で検証作業を行って、原因などを調べています。

この火災は、5日午後9時すぎに北九州市八幡東区中央で発生したもので、消防の消火活動で火はおよそ5時間半後に消し止められました。

警察によりますと、けが人はいませんでした。

この火災で、火が出たとみられる木造2階建ての建物や隣接する建物、あわせて8棟、412平方メートルが焼けたということです。

警察と消防は、6日午前10時から現場で検証作業を開始し、火災の原因などを調べています。

現場は、八幡東区役所から西におよそ200メートルの飲食店が密集する地区です。

近くに住む女性は「焼けた店はほとんどが知っている店だったので、けが人が出なくてよかったです」と話していました。

北九州市では、小倉北区の旦過市場やJR小倉駅近くの「鳥町食道街」一帯で多数の店舗が焼けるなど、大規模火災が相次いでいて、市消防局は、火の取り扱いや防火対策の徹底を呼びかけています。