若い世代に選挙への関心を!「北九州市ゆるキャラ総選挙」
若い世代に選挙への関心を高めてもらおうと、子どもたちが北九州市のマスコットキャラクターなどに投票する催しが北九州市で開かれました。
「北九州市ゆるキャラ総選挙」と銘打ったこの催しは、子どものころから選挙への関心を高めてもらおうと北九州市選挙管理委員会が八幡東区の商業施設で開きました。
今回行われた模擬選挙では、北九州市の人権啓発のマスコットキャラクター「モモマルくん」や、環境マスコットキャラクターの「ていたん」など、5つのキャラクターが候補者となっています。
会場には、実際の選挙でも使われている記載台や投票箱が用意され、子どもたちは、自分で決めたキャラクターの名前を投票用紙に書いて1票を投じていました。
また会場には、投票用紙を数える計数機の使い方を体験するコーナーも設けられ、開票所で行われる作業を体験していました。
友達と訪れた10歳の女の子は「思ったよりも簡単に投票することができました。大人になったら選挙に行きたいと思いました」と話していました。
北九州市選挙管理委員会の山口憲一係長は「将来の有権者である子どもたちに選挙を体験してもらうことで大人になったときの投票行動につながってほしいと思います」と話していました。