被災地支援 北九州市が見舞い金1000万円を石川県に

被害の拡大が次々と明らかになっている能登半島地震の被災地を支援するため、北九州市は見舞い金として1000万円を石川県に送ることを決めました。
今後も被災地のニーズなどを把握しながら支援活動を続ける方針です。

北九州市の武内市長は11日の定例会見で、大きな被害が出ている能登半島地震に関して「北九州市は比較的、自然災害に強い街なので、だからこそ自然災害に見舞われた地域にできることを私たちがしっかりやっていくことが大事だ」と述べました。

北九州市は、これまでに給水車や職員12人を石川県に派遣しているほか、避難者のために市営住宅など30戸を確保するとしていますが、新たな支援として予備費から1000万円を支出して石川県に見舞い金として送ることを決めたということです。

また、市長をトップとした今回の地震の支援本部を設置し、必要な物資や派遣要員など被災地からのニーズの把握に努めているということです。

武内市長は「全庁的に横断的な取り組みをしていくために支援本部を設置した。刻々と現地の状況や情勢は変わってくるので、適宜、適切に対応していきたい」としています。