「鳥町食道街」火災 最終的に鎮火確認 検証作業始まる

3日、北九州市中心部の飲食店が密集する「鳥町食道街」の付近で起きた火災は、5日朝、最終的に鎮火が確認され、警察と消防が火が出た原因を調べるため現場での検証作業を始めました。

3日午後3時すぎ、北九州市小倉北区魚町1丁目の飲食店などが密集する「鳥町食道街」の付近から火が出て周辺の建物に燃え広がり、消防が発表した速報値によりますと「鳥町食道街」を中心に合わせて35店舗、延べおよそ2900平方メートルが焼けました。

けが人はいませんでした。

火は、火災発生からおよそ13時間後の4日午前4時ごろにほぼ消し止められていましたが、消防によりますと、5日午前8時50分に最終的な鎮火を確認したということです。

これを受け、警察と消防は午前9時半ごろから現場での検証作業を始め、がれきを運び出したり被害の状況をカメラで撮影したりしていました。

警察によりますと、火元とみられる飲食店の関係者が「鍋から火が出た」と話していたということで、警察は検証作業などを通じて火が出た原因の特定を進めることにしています。