宮若市長 セクハラが疑われる新たな発言を謝罪

宮若市の塩川秀敏市長は「女は子どもを産んで初めて女になる」などとセクシュアルハラスメントが疑われる発言をしていたとされる問題について、「不快感を与えてしまったことは大変申し訳ない」と謝罪しました。
一方、自らの進退については、現時点で考えていないことを重ねて明らかにしました。

パワーハラスメントが疑われる発言などを繰り返したとして市議会から辞職勧告決議を受けている宮若市の塩川市長をめぐっては、40代の女性職員が市長から「女は子どもを産んで初めて女になる」などとセクシュアルハラスメントが疑われる発言があったことを新たに証言しています。

これについて塩川市長は、20日、会見を行い、「女性に対する配慮のない不適切な発言によって不快感を与えてしまったことを大変申し訳なく、深く反省し、心からおわび申し上げます」などと謝罪しました。

その上で塩川市長は「女は子どもを産んで初めて女になる」という発言について「どういうことを言ったか記憶はないが、私の頭の中にこういうことばはない」と述べました。

また「子どもを産んだ女性とそうでない女性はまったく違う」という発言については、「私が教育現場にいるとき、子どもがいる先生といない先生では、子どもたちへの対応が違った。そのような趣旨であれば私が話す内容だと思う」と説明しました。

一方、自らの進退については、現時点で考えていないことを重ねて明らかにしました。