北九州市の60代女性 投資詐欺で2700万円余の被害

北九州市の60代の女性がSNS上で知り合った人物に投資を勧められ、2700万円余りをだまし取られる被害があり、警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、被害に遭った北九州市小倉北区の60代の女性は、ことし10月、SNSで表示されたアカウントを開いた際に「投資に興味ある方はお気軽に連絡下さい」と書かれていたことから、メッセージのやりとりを始めました。

さらに投資用のアプリをインストールしたあと、やりとりで投資を勧められたことから、先月29日にかけて15回に分けて合計2780万円を指定された口座に振り込んだということです。

インターネットでこのアプリについて検索したところ、詐欺に使われるものだという書き込みがあったため、不審に思った女性が金融庁や弁護士に相談したことで被害が発覚しました。

警察は投資サイトは慎重に始め、知らない人に現金は渡さないよう呼びかけています。