豊前市を拠点 社会人の硬式野球チーム設立へ 

大分市などで事業を展開する企業グループが豊前市を拠点とする社会人の硬式野球チームを設立することになりチームの代表が市役所で意気込みを語りました。

豊前市を拠点に社会人野球チームを設立するのは大分市を中心に土木建設事業を展開する「エーアールグループ」で、28日豊前市役所で会見を行いました。

それによりますと来年4月に硬式野球チーム「エーアール・ライノス」を設立し社会人野球の都市対抗野球や日本選手権への出場を目指すことにしています。

すでにことし8月に豊前市で入団セレクションを行って15人の選手の入社が内定していて、来年春には選手全員が豊前市で生活を始めるということです。

グループの主要会社の社長で球団の野球部長を務める尾上昭宏さんは「豊前市はグループの企業がある北九州市と大分市の中間で交通の便もよいためホームタウンに選んだ。一つでも上を目指し、子どもに夢を与えていきたい」と話しています。

会見に同席した豊前市の後藤元秀市長は「市を挙げて歓迎したい。球場や練習場などの環境整備を全力で支援していきたい」と話しています。