行橋市 専門学校生が音楽劇を披露 園児たちが鑑賞

専門学校で保育を学ぶ生徒たちが、絵本の物語などをもとに作った音楽劇「オペレッタ」を、行橋市で地元の園児たちに披露しました。

苅田町にある専門学校では幼稚園の教諭や保育士などを目指して学ぶ生徒たちが毎年、地域の園児たちを招いてせりふに歌と踊りを交えた音楽劇「オペレッタ」を披露しています。

ことしは行橋市の文化施設に園児270人を招待して、絵本の物語や童話をもとに自分たちで台本を書いた「ともだちがほしいおおかみくん」と「ブレーメンの音楽隊」の2つの作品を上演しました。

参加した70人の生徒たちは、ことし4月から台本の執筆や衣装や大道具の製作、それに演技や演奏の練習に取り組んできたということです。

こどもたちは音楽に合わせて手拍子をしたり、舞台に声をかけたりして楽しんでいました。

企画を担当した2年生の青木佳夢さんは「100点満点の出来で、みんなに大きな花丸をあげたいです」と話していました。

学友会会長の金子真心さんは「反応がよくうれしかった。今よりもよくなるよう伝統を続けていってほしい」と話していました。