「CROSS FM」会長に就任の堀江貴文氏が記者会見

北九州市のFMラジオ局「CROSS FM」の経営権を取得し、今月会長に就任した実業家の堀江貴文氏が会見を行い、「さまざまな実験をしながら新しいコンテンツを届けたい」と述べました。

「CROSS FM」は、1993年に開局した「エフエム九州」から2008年に事業承継を受けたFMラジオ局で、今月、堀江氏など3人がすべての株式を取得し、22日会見を行って今後の経営方針を説明しました。

それによりますと、ラジオを通じた音声による情報発信だけでなく、ネットと連動させ動画や文字情報なども使いながらビジネスの拡大を進めるとしています。

また、堀江氏やユーチューバーなども参加してコンテンツの制作を行い、会費制のオンラインサロンを通じてリスナーが番組制作に関わることができる仕組みを作るなどとしています。

堀江氏は「高いポテンシャルを持つ福岡県にあるラジオ局の経営は伸びしろしかないと思っている。さまざまな実験をしながら新しいコンテンツを届けていきたい」と話していました。

一方、会見には北九州市の武内市長も出席し、堀江氏が市のアドバイザーに就任し、今後、スタートアップ企業の支援などの分野で助言を求めていくことを明らかにしました。