地元企業と県内の大学などとの就職情報交換会 北九州市

北九州商工会議所が地元企業への学生の就職を促進しようと、北九州市で県内の大学などとの就職情報交換会を開きました。

13日は小倉北区の会場に、県内の大学や高等専門学校などのブースが設けられ、このブースを企業の関係者が巡回する形で情報交換が行われました。

参加した企業は67社で、それぞれ自社の事業内容や求めている人材などについて話していました。

北九州市によりますと、ことし3月に北九州市の大学を卒業した人が市内の企業に就職する割合は22%余りで、北九州商工会議所は地元企業への就職率を向上させたいとしています。

参加した物流会社の担当者は、「学生と企業のミスマッチがないかすりあわせができるので互いにとっていい場になると感じました。物流運送業の休みがないなどといったイメージが学校側にとっても変わるといいと思います」と話していました。

福岡市の大学の就職担当者は「北九州から通っていてもなかなか北九州の会社の情報を持っていない学生もいます。今回の情報を学生に伝えて、なるべく地元に返し、地元に貢献できる学生を育てていきたいです」と話していました。