警察に330回迷惑電話をかけた疑いで逮捕の男性 不起訴に

先月、北九州市の八幡東警察署に300回以上、迷惑電話をかけて業務を妨害したとして逮捕された68歳の男性について、福岡地方検察庁小倉支部は不起訴にしました。

北九州市八幡東区に住む68歳の男性は、先月、八幡東警察署にあわせて330回電話をかけ、対応した警察官の業務を妨害したとして威力業務妨害の疑いで逮捕されました。

この男性について福岡地方検察庁小倉支部は、16日付けで不起訴にしました。

また、男性は電話を繰り返した2日後に、警察署の玄関前で寝そべるなどしたうえで退去を求められても応じなかったことから、不退去の疑いでも逮捕されていましたが、これについても、小倉区検察庁は16日付けで不起訴にしています。

不起訴の理由について検察は「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。