夏休みの子どもたちが大工の仕事を体験 北九州
夏休みの子どもたちに大工の仕事を体験してもらおうというイベントが北九州市で開かれ、子どもたちがいすや写真立て作りに挑戦しました。
小倉競輪場を兼ねる北九州メディアドームで行われたこのイベントは、北九州市がレース場に親しみを持ってもらおうと企画したもので、午前の最初のコースには3歳から小学6年生までの22人が参加しました。
子どもたちは建築現場で不要になった木材を使っていすや写真立てを作りました。
写真立て作りでは子どもたちは金づちでくぎを打って枠を作り、シールを貼ったり絵を描いたりした写真サイズの紙を入れて完成させていました。
また、いす作りでは地元の大工などから電動ドライバーの使い方を教わりながら子どもたちが座面に脚を取り付けました。
子どもたちは座面の裏に手形を押していすを完成させると、さっそく座って座り心地を確かめていました。
いすを作った小学5年生の男の子は「見たことのない道具をいろいろ使えたのでとても貴重な体験になりました。家でいすを使いたいです」と話していました。
北九州市公営競技局地域貢献室の多田遙香さんは「親子で楽しんでもらえたのでよかったです。このような取り組みを通して親しまれるレース場につなげていきたいと思います」と話していました。