J3ギラヴァンツが仲立ち ジビエカレーを開発

サッカーJ3、ギラヴァンツ北九州が、地域貢献活動の一環として、鳥獣被害に悩む自治体と栄養学を学ぶ学生と協力してジビエカレーを開発し、12日、試食会が行われました。

今回、ジビエカレーの開発に取り組んだのは、ギラヴァンツ北九州と、フレンドリータウン協定を結ぶ豊前市、それに選手たちに栄養指導を行っている九州女子大学栄養学科の学生たちで、ギラヴァンツが両者を仲立ちして実現しました。

12日は大学で試食会が行われ、関係者が完成したカレーを味わいました。

レシピは学生たちが考案したもので、鳥獣害対策として捕獲されたシカやイノシシの肉が使われ、15種類のスパイスを調合して臭みを消し、香り豊かな仕上がりとなっています。

試食したギラヴァンツの石田真一社長は「肉が柔らかくておいしいです。後味もさっぱりしていて食べやすいです」と話していました。

また、レシピを考案した学生は「商品開発に携われていい経験になりました。ジビエの肉にはスポーツ選手に必要な鉄分やビタミンB群が含まれているので、ギラヴァンツの選手にも食べてもらいたいです」と話していました。

このジビエカレーは、道の駅「豊前おこしかけ」や、ミクニワールドスタジアムでのギラヴァンツのホームゲームで販売されるということです。