北九州市の「エコタウンセンター」見学者が200万人に

北九州市が進めるエコに関する取り組みなどについて発信する拠点施設、「エコタウンセンター」の見学者が200万人に到達し、記念のセレモニーが行われました。

北九州市若松区にある「エコタウンセンター」は、産業廃棄物ゼロを目指す市のリサイクルの取り組みや、市内の企業が持つ環境関連技術について発信する拠点施設で、平成13年のオープン以来、環境学習などで利用されています。

11日午前、八幡東区の高槻小学校の4年生20人が、社会科見学で訪れ、オープンからの見学者が200万人に到達しました。

市の環境マスコットキャラクター「ていたん」も登場してセレモニーが行われ、記念の証書を受け取った子どもたちは「ポイ捨てをしない」などと環境を守るために自分たちができることを発表しました。

そして、「200万人目でびっくりしました」とか「これからもリサイクルを続けたい」などと話していました。

市によりますと、センターには国内外から年間10万人が訪れ、近くのリサイクル工場をめぐる見学コースなども設けているということです。

北九州市環境イノベーション支援課の三木大典企業支援係長は「コロナの感染状況が落ち着き、見学者も増えてきているので、風力発電産業など新たな動きも見据えつつ、市の環境を守る取り組みをさらにPRしていきたい」と話していました。