吉富町が整備の「チャレンジショップ」に新たに2店が開店

自分の店を持ちたいと考えている人たちの経験の場として吉富町が整備したコンテナ型の「チャレンジショップ」に、新たに2つの店がオープンしました。

吉富町では7年前から「チャレンジショップ制度」を設けてJR吉富駅前にコンテナ型のテナントを整備し、将来、自分の店を持ちたいと考えている人たちを対象に3年間限定で月5000円から1万円の格安で貸し出しています。

今月新たにクレープ店と弁当店がオープンし、このうちクレープ店の襖田舞さんは保育園に勤務した経験があり、小さな子どもにも喜んでもらえる店づくりを目指しているということです。

襖田さんは「自分の作ったお菓子をみんなに届けたいと店を始めました。幅広い世代の人に来てもらいたいです」と話しています。

また、弁当店の宗野涼さんは母親と一緒に、主に地元の食材を使ったテイクアウト弁当を提供しているということです。

宗野さんは「家族のために作るつもりでお弁当を作りたいと思います」と話していました。

町によりますと、これまでに3年間の営業を終えた6店舗のうち2店舗が町内で出店し、さらに2店舗もオープンの準備を進めているということです。

吉富町地域振興課の山本好菜美さんは「いろんな業種の店を増やし、魅力的な町にしていきたい」と話しています。